香典を郵送しても良いのか悪いのか

香典は、誰かが亡くなった時に、残された遺族の方々にお悔やみの気持ちを形で表すものですから、香典のマナーは、人として、キチンと守りたいですね。

さて、親族の方々に限らず、会社などのお得意さまなどで、遠方に住まわれている方のお通夜、葬儀、告別式に、どうしても参列できない時があります。遠すぎて都合がつけられない場合ですね。

香典だけでも渡したいのですが、香典を郵送するというのは、何となく失礼にあたりそうな感じしますね。

香典は手渡しするものだろう、香典を郵送するなんて、ちょっとおかしいのではないか?

ところが、香典の郵送は、現金書留での郵送ならOKです。

香典を持参する時と同様に、不祝儀袋に入れ、郵便局の現金書留用の封筒に入れて郵送します。

ただ、香典を送るだけでなく、お通夜、葬儀、告別式も参列できなかったことに対するお詫びを、手紙か何かで同封すれば、尚、良しでしょう。

ここで気をつけたいことは、お悔やみの手紙は、便箋なども、白一色のものを選びましょう。

香典の封筒は内側に別紙がついている、二重封筒を使用しては、絶対にいけません。なぜなら「不幸が重なる」というニュアンスがあるからです。そして、黒のペンで縦書きで書きましょう。

香典の相場(金額)はどれくらいにすればいいのか?

香典をさせていただこうと思っても、香典の相場(金額)を知らないと香典のしようがありません。

香典もたくさん包めばいいというものではありません。だからといって、香典を少なくしすぎるのはかえって失礼に当たってしまうかもしれません。

香典の相場、香典を出す上での妥当な金額を知っておきましょう。

香典を出す側の立場、亡くなった方の立場などでかなり変わってきますので、覚えておきましょう。あくまでも私的観点なのですが、最近では香典を辞退する方々が増えてきています。経済状況が一昔前に比べて良くなってきたので、香典返しの煩わしさを避けるために香典を辞退するようです。香典をいただかないと葬儀をできないというくらいでないと、香典をいただかない方々が増えたようですね。

少しそれましたが…。相場を紹介します。

香典を出す側の年齢ごとに誰が亡くなったかで出す香典の相場を紹介します。(あくまで相場です)


『香典を出す側が30代の場合』
両親 50,000
兄弟・姉妹 不要
祖父母 10,000
おじ・おば 10,000
その他親族 10,000
友人・知人 5,000

『香典を出す側が40代の場合』
両親 100,000
兄弟・姉妹 50,000
祖父母 10,000
おじ・おば 10,000
その他親族 10,000
友人・知人 5,000

『香典を出す側が50代以上の場合』
両親 100,000
兄弟・姉妹 50,000
祖父母 −
おじ・おば 10,000
その他親族 10,000
友人・知人 5,000

香典袋の書き方の違い「仏式・キリスト教式・神式」

香典袋の書き方は、葬儀の形式によって違ってきます。

仏式・キリスト教式・神式、様々な葬儀形式によって、香典袋の書き方は変わってきますので、香典マナーとして、しっかりと覚えておきましょうね。

まずは「仏式」の場合です。

香典袋の表に書くものですが、「御霊前」「御供」「御香料」「御香華料」「御悔」「御佛前」「御弔料」などが、仏式の葬儀の香典では使われます。

上記の香典袋の書き方がマナーに沿っています。
(ただ、仏教の中でも浄土真宗の場合は「御佛前」がいいです。
 浄土真宗は「御霊前」という言葉は使わないです。)

香典袋は双白の物、水引きは双銀を用いると良いです。

続いて「キリスト教式」の場合です。

香典はキリスト教式でも当然、差し出してもOKです。キリスト教式の葬儀では、香典袋の書き方(表書き)は 「献花料」「御花料」というのが、キリスト教のカトリック、プロテスタント、両方で通用します。

最後に「神式」の場合を紹介します。

神式の葬儀では、「御霊前」「御神前」「御玉串料」「御榊料」「御神饌料」などが、香典の書き方として相応しいでしょうね。

水引は双銀を使用し、香典袋は双白の物を使用します。

香典を渡す場は、厳粛極まりないところなので、マナーには十分気をつけましょう。

香典の渡し方を知りマナーを守ろう

香典をキチンと準備し、香典袋の書き方をキチンとしマナーを守れる人になりましょう。

香典のマナーよりも何よりも、葬儀に出席するということで、葬儀の時間に遅れてはいけません。これは、最低限のマナーです。

香典を差し出す(渡す)タイミングについて説明します。

お通夜に出席している場合は、お通夜で渡すのがいいですね。

香典袋をそのまま持ち歩くのではなくて、袱紗(ふくさ)、もしくは、地味な色の風呂敷に包んで、香典袋を何かに包みましょう。

さて、香典をご霊前に供える場合は、香典袋の表書きが差し出した本人(香典を差し出す側)が読めるようにしてお供えします。

もし、受付の係に香典を渡す場合は、記帳をした後、表書きを係の方が読めるようにして差し出しましょう。

あまり使いたくない方法ではありますが、どうしても葬儀に参列できなかった場合に、香典を渡づのであれば郵送をしましょう。

現金を香典袋に入れ、現金書留の封筒に入れます。ただ単に、香典を送るのではなく、故人を偲ぶ言葉の一つでも添えると良いでしょうね。

もし、そうぎにどうしても参列できなくて、香典を差し出すなら、葬儀等に参列する人に香典を持っていってもらうのが良いでしょう。

香典袋の書き方を正しく覚えておきましょう

香典というものは、出す機会が少ないにこしたことはありませんが、もし香典を出さなければならなくなった場合、香典の相場(金額)が気になるところですが、香典を包む香典袋の書き方が分からない人が、意外に多いのではないのではないでしょうか?

香典袋の書き方として、まず第一に気をつけることは、香典袋の表書きの文字は薄墨で書くことが常識です。

これは、「涙で文字がにじんで薄くなる」という意味があるようです。悲しい場に立ち会うにあたって、涙が止まらない思いであるということを表すための香典マナーです。

香典袋の書き方(表書き)は、宗教や、葬儀の形式によって変わってきます。

香典袋の表書きを書く際、故人の宗派や、葬儀の形式が、香典袋を書く前に分かれば良いのですが、そうでない場合も当然ありますよね。

ですから、故人の宗派等がどうしても分からない場合であれば、「御香奠」と、宗派や葬儀形式に融通の利く、香典袋の書き方をすれば良いと思います。

さて、香典袋は、白と黒の水引のかかった、白の奉書紙を用います。

「御霊前」と香典袋に書きますが、浄土真宗、キリスト教では、これはダメなのです。キリスト教では特にプロテスタントでは、認められいないようですね。

香典をなぜするのか?香典とは何なのか?

香典をご存知の方々は多いと思います。香典をさせていただいたことはありますか?

最近では

「故人の遺志によりご香典、ご供花、供物などの儀はご辞退いたします」

という形で、辞退される場合も増えてきてはいますが、香典に関する知識、香典の相場(金額)を知っていても決して損はしないと思います。

香典とは、故人にお供えさせていただくための金品のことを言います。「香」という字があるのは、お線香の代わりとして、お供えさせていただく物という意味があるからなのです。

香典を渡すタイミングですが、お通夜、告別式、葬儀の際に、故人の遺族に対して手渡します。

ですが、たいていの場合は、遺族の方々は通夜、告別式、葬儀の際、手が空いていることが非常に少ないため、香典を直接渡せないのが普通ですので、受付にて、香典を渡すのが当たり前になってきています。

香典を準備する際、また、香典を渡す際に、気をつけないといけないマナーもたくさんあります。

香典袋は、どのようなものがいいのか。
香典袋の書き方(香典袋に何を書くのか)。
香典を渡す際の作法はどのようなものなのか。
香典の相場(金額)はどれくらいなのか。

また、香典をいただいたのなら、香典返しのことを考えないといけません。

(香典返しが難しいと言いますか、忙しい時に、香典返しを考えるのが億劫なために、 香典を辞退する場合が多いようです。)

これらについても紹介します。